見えるモノはあなたの意識次第
日曜の夜は「99・9―刑事専門弁護士― SEASON2」を家族そろってみています。番組の中で出てくるギャグに子供たちが大笑いしてます。
内容は、松本潤さん演じる深山が「事実を知りたいんです」と徹底的に「事実」にこだわり調べ挙げて、事件を解決していくきます。何かを調べる時、インターネットの情報だけに頼ってしまいがちですが、その情報が本当に正しいのかも含め、自分の目で確かめることも重要です。
「情報」に触れるときは、どのような情報なのか、そこから何がわかるのか、一度考えることが必要かもしれませんね。
見ているようで、何も見ていないかも!?
週末に、ショッピングモールに出掛けたら、ダイヤル式の子供用シューズがワゴンセールになっていました。
私:子供用のこんなシューズあるんだ~
妻:ずいぶん前からあるよ。●●くんと●●ちゃん(子供の友達)も履いてたよ
私:あっそうなんだ。。。
多分、お店でも子供の友達の靴も何度も見ていたはずなのに、まったく記憶にないw
「紐ほどけてるよ」と、子供の頃よく注意されていた私から見ると「これならほどけることなぁ」なんて少しうらやましい。だけど、子供たちにとっては良いことなのか?っとちょっと疑問に思ったので調べてみました。
3年以上から販売されていて、はじめはゴルフシューズなど大人向けから火がついたみたいですね。紐が結べない子供のために作られた訳じゃないのですw。納得。
流行っているところには行け
昔の上司に「話題の場所、新しくできた場所には必ず行け」とよく言われていました。確かに現場に行かなきゃ気が付かないことってありますからね。例えば、客層や匂い、ちょっとした案内板のわかりやすさ、とか。
インターネットは、自分が知りたいことを短時間で調べることには良いですが、興味あることだけを知る怖さがあります。
典型的なのが本屋。私も、最近は9割以上本はAmazonで買っていますが、いくらレコメンドしてくれるといっても、基本は関連する本。時々本屋に行くと、Amazonではレコメンドされなかった初めて見る本に、興味をそそられることがよくあります。
ネットとリアルは、バランスよく付き合い必要があります。
便利は満足に繋がるが…
これからは「顧客体験が大切だ」「感動体験で差別化する」などと言っている企業をよく目にしますが、「欲しいモノを買う便利さと、知らないモノを知る楽しさ」この違いを理解できないとなかなか「感動体験」なんて難しい。
俗にいうCSとCXの違いなのですが、目に見えない「満足」「感動」なんてことを、現場から離れた方々が会議室で議論していても、なかなか分からないですよね。
「Salesforce Summer 2016 Tokyo」にグッドマン氏が登壇した講演で、急遽の参加者全員に配布された本です。「顧客体験」の本です。
( 追記)
外出先で、偶然●●ちゃん(子供の友達)に会いました。足元見たら、履いてましたダイヤル式シューズ!!はやり人は意識しないモノは見ない(記憶に残らない)んですね。意識って大事ですよwww