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牛乳パックの進化にショックを受ける!?

牛乳パックも進化する!?

今日、買い物に出かけたら、見慣れた風景に異変を発見!?牛乳パックにギャップが付いているじゃありませんか?調べてみる、今年に入ってから一部商品で導入されていたようです。妻に聞いたら、よく行く店に並び始めたのは「ここ2、3カ月ぐらい前から」とのこと。その言葉を信じても、2カ月ぐらいは気が付かなかったとは…、もっと注意してみないと駄目ですね。。。

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牛乳市場で起きていること

ちょっと気になったので、牛乳の消費量を調べてみました。思っていた通り、1996年をピークに右肩下がりで、減少しているようです。話は少し変わりますが、「ご飯には牛乳は合わない」という理由で学校の給食から牛乳をカットする自治体もあるとかないとか。少なくとも、追い風は吹いていないようですね。

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以前(ずいぶん前に)、ある牛乳メーカーさんのお仕事をしたことがあるのですが、「牛乳は儲からない。お茶の方が儲けがある」と聞いたことがあります。そのメーカーさんの牛乳を店頭で見てみると、安売りの目玉商品などに扱われていて、たいぶ叩かれているんだろうなぁっと想像がつきました。

機能ではなくストーリーを伝える

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明治おいしい牛乳のサイトを見てみると、なぜキャップ付きの新容器にしたのか書いてありました。

明治おいしい牛乳 最後の一口まで、おいしく。「おいしいパック」で新登場 | 明治おいしい牛乳 おいしい暮らし~Natural Taste~ | 株式会社 明治

 ・おいしさ
 ・利便性

個人的には、このサイズの牛乳パックの容器に利便性は大して求めないけど、伝えることは大切。作り手の意図を伝えることは、「買う理由」を作ること繋がるので、日常品や差別化しにくい商品やサービスにとっては重要です。

「このサイズの牛乳パック」と書きましたが、ここでまた発見w。容量が900mlになってる(100ml減ってる)。価格は今までと変わってなさそうなので、ギャップ分の価格調整かな?!でも、個人的にはこの調整はアリだと思いました。牛乳は消費期限が短いので、たまたま飲まない日が続くとすぐに消費期限が切れてしまい、捨ててしまうことに。すると、まだ買っても飲まずに捨ててしまうから、ちょっと買うのを控えようかっとなってしまいます。我が家も最近子供たちが牛乳をよく飲むようになったので、時々子供たちが飲みたいときに切らせてしまっていることがあると「2本買う?」っとなります。ここまで考えているのかはわかりませんが。

ちょっと狙いを考えてみる

売り場を見てみると、200円を切っている商品と200円+αの価格帯の商品の大きく分けると2グループに分かれるように見えます。そして、今回のギャップ付きパックになっているのは、200円+αの商品群のみです。

言い方を変えると、価格重視と味や品質重視? の客層に分かれており、品質重視の客層向けにさらなる差別化として、「おいしさ」「利便性」を訴えているのです。

行き慣れた店舗のいつもの売り場でもいろいろなことが見えてきますね。

 

 

そういえば、以前“牛乳が日本を元気にする”をスローガンに「MILK JAPAN」運動を実施する一般社団法人中央酪農会議からキャラクター本が発売されるってニュースを目にしました。

「ミルク日記 毎日を元気に過ごすためのミルクの本」10月2日(月)より発売|一般社団法人中央酪農会議のプレスリリース

 

この本、実はFacebookで8万件以上「いいね!」がついたコンテンツが元になっているらしいです。牛乳の人気はイマイチでもキャラクターの人気は結構あるのかな!?

ミルク日記: 毎日を元気に過ごすためのミルクの本

ミルク日記: 毎日を元気に過ごすためのミルクの本